専門用語の解説

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検出器

一般形
保護管内部に絶縁物などの充填物がなく、チューブなどで内部導線の保護をしている構造。
階級・クラス
検出器の温度検出精度を現したもの。
空冷長
保護管全体のうち、測温対象物に挿入せずに通常環境に露出する部位。検出器の故障を防ぐために、挿入長の数倍の長さを必要とする。
固定金具

検出器を設備に固定したり、検出器の挿入口から気体・液体漏れしないようにする為の取付金具。用途によって様々形状がある。

サーミスタ

温度変化に対して保有電気抵抗が変化する抵抗体で、温度センサの原理として使用される。温度上昇と共に抵抗値が減少するNTC型、抵抗値が下降するPTC型があるが、一般的にサーミスタと言えばNTCを指す。

酸化還元

母材と空気中の酸素が結合し、状態変化を起こす現象を酸化という。

母材に含まれる酸素が喪失される現象を還元という。酸化⇔還元

シース形

保護管内部に絶縁材充填し、内部導線と保護管の接触を防ぐ構造。応答性の向上や、保護管を曲げて使用できるなどの利点がある。

常用限度
定常的に連続使用可能な上限環境温度を指す。
接地構造

熱電対の一種。素線と保護管が電気的に接続された構造。

先端開放構造

熱電対の一種。保護管先端が開放された構造。液体中では使用不可。

相対湿度

空気中の水蒸気の圧力が、現在の気圧の飽和水蒸気圧の何%に当るかを示す数値。

一般的に言う湿度とはこれを指す。⇔絶対値

挿入長

保護管全体のうち、測温対象物に挿入する部位。

測温抵抗体種類

Pt100とJPt100の2種類がある。1989年のJIS改正前のものをJPt100、改正後の物をPt100と呼称している。両者は異なる抵抗比を持つため、組み合わせる表示器は同じ規格のものを選定する必要がある。

測定電流

抵抗値測定のために測温抵抗体素子に流す電流。

二重保護管

検出器自体を機械的なストレスから保護するための別売品。検出器を脱着する際の液漏れ防止としても利用できる。

熱電対種類

熱電対素線の主成分によって、K・J・T・E・Nなどの種類が存在する。種類によて発生する熱起電力値や耐熱性が異なる。

非接地構造

熱電対の一種。素線と保護管が絶縁された構造。

防滴仕様

検出器内部に水滴が侵入しないように、保護管の継ぎ目に保護を施した構造。

補償導線

熱電対と接続媒体を結ぶ専用ケーブル。補償導線を使用せずに銅線などを使用すると、測定誤差の要因となる。

2線式測温抵抗体

測温抵抗体の出力を、2本の導線で接続し測定する方法。2芯ケーブルしか使用しないため、配線の経費・占有率の面で有利。しかし配線自体の線間抵抗の影響を受けるため測定精度が難点。

3線式測温抵抗体

測温抵抗体の出力を、1+2本の導線で接続し測定する方法。工業用の温度計では多く採用されている手法で、接続配線自体の線間抵抗の影響を受けにくいため測定誤差が出にくい。

4線式測温抵抗体

測温抵抗体の出力を、2+2本の導線で接続し測定する方法。接続配線の線間抵抗を考慮するため、極めて高精度の温度計測が可能。

調節計

アドバンス

プログラム運転実行中に、現在実行中のステップを次段ステップへ強制移行する機能。

アナログ出力

調節計のプロセス(測定値、等)に同期して増減する伝送信号。4~20mA・0~10Vなどがある。

イベント出力

調節計のプロセス(測定値、等)が警報動作領域に達した時や制御に異常が生じた時に警報を発報する機能。

エッジ入力

外部接点による入力動作の一種。ONした時に作動して、再度ONした時に作動が終了する。

オートチューニング

PID制御を行う時に、制御対象に合致したPID設定を自動的に行う機能。

オーバーシュート
制御中において、一時的に目標値を大きく超える現象。
オープンコレクタ
トランジスタを用いた接点出力の開閉方式。
外部制御入力
調節計を遠隔操作するための機能。
外部制御出力
調節計の様々な運転状態を外部に発報する機能。
キーロック
誤操作防止の目的で、強制的にボタン操作をできなくする機能。
基準接点補償
外部に基準接点を設けずに、直接熱電対を接続できるようにする機能。
逆動作

設定値(SV)に対して、測定値(PV)が低い時に調節出力を増大させる動作。加熱(加湿)特性。

ギャランティーソーク
プログラム運転時に、実際の運転がプログラムに追従しない場合に、次段ステップに移行せずに留まる機能。
ケルビン
温度および温度差の単位。SI単位の1つであり絶対温度の単位。
勾配制御
目標値(SV)が時間の経過と共に変化する制御モード。⇔定値制御(FIX)
サーボ出力
コントロールモーターの制御を目的とした、限定的な出力方式。ヒーター制御などには適用しない。
三位置制御
オンオフ制御(ニ位置制御)に、オン・オフ共に指令を出さないニュートラルを加えた制御方式。
サンプリング周期

入力信号を取り込む周期。出力信号を可変する周期。

受信抵抗

直流電流を電圧に変換するために、並列接続して使用する抵抗器。

出力リミッタ
調節出力の下限値や上限値に制限をかける機能。
手動出力
調節出力の値を人為的に操作する機能。
スケーリング
プロセス表示やアナログ出力などの下限~上限値を操作する機能
ステップ
プログラム運転において、プログラムパターンを構成するもの。ステップの集合体がプラグラムパターンとなる。
測定値
入力信号から受信した情報を表示化したもの。(PV:Process Variable)
精度
許容される誤差を表したもの。
正動作

設定値(SV)に対して、測定値(PV)が高い時に調節出力を増大させる動作。冷却(除湿)特性。

絶対値警報
警報設定値自体が実際の動作点となる警報機能。⇔偏差値警報
設定値
運転目標となる値を表示化したもの。(SV:Set Value)
設定値バイアス
予め設定した値を、本来の目標値(SV)に合算させ、外部信号の発信により目標値を可変させる機能。
ゾーンPID
測定範囲内に複数のゾーンを設定し、各ゾーンで異なったPID値を切替えて使用する機能。
測定レンジ
測定と設定が”可能な範囲”を選択するパラメータ画面。
ダーリントン
複数のトランジスタを用いた接点出力の開閉方式。オープンコレクタと比較して電流容量が大きい。
待機動作
調節計の電源ON時に既に警報動作領域入っていた場合に警報が発報せずに、一旦動作領域を外れて再度、動作領域に入った時に発報する警報機能。
タイムシグナル
プログラムの進行ステップに合わせて、調節計の外部に信号を出力する機能。
遅延時間
警報などの動作条件にはいってもすぐに発報させずに、予め設定した時間経過後に発報させる機能。
調節出力
制御媒体をコントロールするための出力信号。
調節方式
調節出力を発生する演算方式。時間比例・二位置・PIDなどがある。
通信機能
パソコンやPLCなどの機器と接続して、調節計の設定データを書き換えたり、読み込んだりする機能
抵抗負荷
ヒータなどの制御対象。電圧を印加すると永続的に同じ値の電流がな荒れる負荷。
定値制御
目標値(SV)を固定して、時間的概念を持たずに一定値で永続的に制御するモード。⇔プログラム制御(RUN)
デッドバンド
二つの制御出力における動作隙間。不感帯。
伝送出力
調節計のプロセス(測定値、等)に同期して増減する伝送信号。4~20mA・0~10Vなどがある。
動作すきま
オンオフ制御における、オンとオフの幅。(デファレンシャル)
導線抵抗許容範囲
接続配線が保有する電気抵抗値の許容範囲。
二位置制御
オンとオフだけで中間域の出力値を持たない制御方式。
入力信号
調節計が受信する入力信号。
ノーマルオープン
無通電時に開放状態になる接点仕様。
ノーマルクローズ
無通電時に導通状態になる接点仕様。
バーンアウト
熱電対あるいは測温抵抗体が断線した場合に、表示値を強制的に上昇させエラーを告知させる機能。警報と連動させる場合もある。

ヒータ断線警報

接続しているヒータの断線を検知する機能。

ヒーターループ警報

接続しているヒータに加熱信号を出していない際に、電流が流れていない事を検知する機能。

表示精度

接続したセンサーが検出した工業値に対する、表示値の最大誤差を示す値。
比例周期
リレー出力・SSR駆動出力のような周期的な出力に作用する機能。ON・OFF1回づつの合計時間を比例周期として、出力時間を決定付している。

プリセット

言葉の意味としては ”あらかじめ設定しておく事” である。

コントローラーなどにおいては、本来の制御形態である制御状況に合わせたリアルタイムの出力変化をさせる方式ではなく、あらかじめ出力開度をセットしておきフラグをONさせる事で、任意の出力信号を得る方式を指す。

 

フリー電源

幅広い電源電圧に対応できる電源仕様。
フルマルチ入力

熱電対・測温抵抗体・電圧・電流タイプの入力信号に対応可能な入力仕様。

プロトコル

ネットワーク上の通信に関する規約を定めたもの、通信規約、通信手順とも言う。

異なるデバイスやコンピュータシステムがデータ交換を行うためには、データ送受信のタイミングや送受信されるデータフォーマットなどデータを送信する側、データを受信する側の双方が解釈できる共通の手順が必要であり、手順やデータフォーマットなどの規定を指す。

分解能

表示や入出力信号の最小変化率。

偏差値警報

目標値(SV)を基にした警報設定方法。⇔絶対値警報

ホールド

プログラム運転中に、プログラムの進行を一時停止する機能

マニュアルリセット

積分時間(I)を用いない制御モードの際に、オフセット修正を行う機能。

誘導負荷

モータやソレノイドなどの制御対象。インダクタンスを含む負荷。

ラッチング

外部からの命令により作動した状態を、命令遮断後も保持する機能。

ランピング

制御に対して時間的概念を持たせる機能。目標値への到達時間を設定する事で、緩やかな制御が可能になる。

リモート入力

目標値(SV)を外部からの直流信号によって可変させる入力信号。⇔ローカル

レベル入力

外部接点による入力動作の一種。ONしている間のみ作動する。

論理演算

2つの入力チャンネルと1つの出力チャンネルによって構成される。

2つの入力より受信するON-OFF信号の組合わせによって、下記のように演算定義の異なる出力を操作するもの。

 

・AND(論理積)     :2のロジック入力の両方がONした時に出力がONになる機能。

・OR(論理和)     :2のロジック入力のどちらか一方がONした時に出力がONになる機能。

・XOR(排他的論理和)  :2つのロジック入力のうち一方がON、もう一方がOFFの時に出力がONになる機能。

a接点
接点動作の一種。通常時は開放で、動作時に短絡する接点を指す。ノーマルオープン。
b接点
接点動作の一種。通常時は短絡で、動作時に開放する接点を指す。ノーマルクローズ。
c接点

接点動作の一種。a接点とb接点を合わせ持った接点を指す。

CT

電流信号を受信して微弱な信号に変換するもの、カレントトランス。

FIX

目標値(SV)を固定して、時間的概念を持たずに一定値で永続的に制御するモード。⇔プログラム制御(RUN)

PID制御

比例帯・積分時間・微分時間による演算で、適正な調節出力を算出する制御方式。

PVスタート

プログラム開始時の温度から運転を始める機能

PV値

入力信号から受信した情報を表示化したもの。(PV:Process Variable)

PVバイアス

測定値の誤差を補正する機能。

PVフィルタ

測定値の変化速度を遅らせる機能。

ON-OFF制御

オンとオフだけで中間域の出力値を持たない制御方式。

SSR駆動電圧

ソリッドステートリレー(SSR)をドライブするための調節出力信号。

SV値

運転目標となる値を表示化したもの。(SV:Set Value)

記録計

 

イーサネット

通信機能の一種。ネットワーク上にあるPCに記録データを取り出したり、Eメールによるデータ送信などが可能になる機能。

イベントサマリ

警報の発生情報や様々な状態の情報履歴を表示する機能。

外部制御入力

無電圧接点などの外部信号により、個体に指令を与える機能。予め指令による動作定義を設定する必要がある。

外部メモリ

脱着が可能な記憶媒体。USBメモリ、コンパクトフラシュ、SDカードなどがある。

紙送り速度

記録紙が流れる速さ。距離/時間で表す。

紙送りユニット

記録紙の格納と送り出すためのユニット。カートリッジ構造になっているのが一般的。

基準接点補償
外部に基準接点を設けずに、直接熱電対を接続できるようにする機能。
記録周期

記録紙への印字から次回印字するまでの時間。周期が長いと記録結果が荒くなる。

キャリッジ
記録ヘッドを設置・可動するための台車。
警報機能
温度異常などを検知し外部に発報する機能。
警報ラッチ
発報した警報が、警報領域を外れてもOFFにならないようにする機能。
月報

積算機能の一種。24時間毎に区切った積算値を記録する機能。

差演算

2つのチャネル間の測定差の値を表示・記録する機能。

受信抵抗

直流電流を電圧に変換するために、並列接続して使用する抵抗器。

スケーリング機能

測定範囲を任意に可変できる機能。

積算機能

一定時間内の積算値を記録する機能。

測定周期

センサなどの信号を読み込みする1周期に掛かる時間。

測定レンジ

測定可能な領域。

対数演算

直流電圧入力の際に10ⁿ入力が可能になる機能。1.0E⁻⁹~1.0E⁹で表示する。

打点記録(打点式)

記録紙に印字する際に、連続的に印字せずに一定間隔で印字させる記録方式。⇔連続記録(ペン式)

打点間隔

1つの入力チャネルの印字から、次に印字するまでの時間。

チャートカセット

=紙送りユニット

チャートスピード(記録速度)

=紙送り速度

トレンド記録
センサから受信する温度情報などを線状に印字する記録方式。⇔ロギング記録
内部メモリ
本体内部にある、記録データなどを記憶させるためのデバイス。⇔外部メモリ
日報
積算機能の一種。予め設定した時間毎に積算値を記録する機能。
入力信号

接続したセンサなどの情報を直流に変換した信号。

バーンアウト機能

センサなどが断線した際に、表示値を振り切らせる機能。

バックラッシュ

歯車が噛み合う時のすきま。機械動作による往復時間のタイムラグなど。

ヒストリカルトレンド

現在、記録しているデータの過去データ。

表示分解能

表示で表現できる最少幅を示したもの。

フィルタ時間
温度変化が急峻な場合に、表示値の急変を防ぐ機能。

フリー電源

電源電圧の使用可能範囲が広いタイプの電源仕様。
ペーパーレス記録計
記録紙を用いずにデジタル表示させるタイプの記録計。記録データはメモリ媒体に保存される。
変化率警報
1秒当たりの入力変化率が警報設定値を超えた場合に発報する警報機能。
ポータブルタイプ
持ち運びする為の取っ手がついている仕様。
ペン式
連続的な記録をする方式。⇔打点式
リアルタイムトレンド

現在、記録しているデータ。

ルータ(開平演算)

直流電圧、電流入力の平方根(ルート)演算をする機能。

連続記録(ペン式)

記録が断続にならない方式。⇔打点記録

ロギング記録

センサから受信する温度情報などを数字で印字する記録方式。⇔トレンド記録

1digit

デジタル表示における、最小桁が1カウント変動する動作を指す。主に、表示精度仕様の表現に使用している。

MODUSプロトコル

 MODBUSは通信方式の一種類。MODBUS通信時に使用する通信手順。

TAG No.

 各入力チャネルの名称を入力する機能

%FS

測定可能な範囲(=レンジ幅)を100%と定義したもの。

電力調整器

位相制御

負荷に供給する電力を、位相角を変える事で制御する方式。

電圧値を自由に制御する事が可能でトランス負荷に適用できる反面、高調波電流が大きく、力率が低下するなどのデメリットもある。

起動時出力制限機能

電源投入時に、設定された時間、制限された出力に調整する機能。突入電流が発生し易い負荷に適している。

警報(過電流保護動作)

負荷に流れる電流が、電力調整器の定格を超えた際に発報する機能。発報と同期して出力を停止するものもある。

警報(ヒータ断線警報)

接続した負荷に流れる電流が、予め設定した値以下になった際に発報する機能。

警報(速断ヒューズ断線)

速断ヒューズが溶断した際に発報する機能。

警報(ファン停止)

冷却ファンが、なんらかの原因で停止した際に発報する機能。

サイリスタ

電流を制御する機能をもつ半導体素子。アノード・カソード・ゲートの3端子をもち、ゲート信号を印加すると電流が流れる仕組み。

実効値

周期的に変化する交流の電流や電圧の大きさを表すのに用いる値。

家庭用電源でいう100Vとは実効値を示しており、最大値では100√2=141.4Vとなる。

速断ヒューズ

負荷に流れる電流が電力調整器の定格を超えた際に、負荷と電力調整器を物理的に遮断するもの。

ゼロ電圧スイッチング定周期形

サイクル単位で全電圧を制御する方式。ゼロ電圧付近でON-OFFするため、ノイズの発生がほとんどないのが特長。

パルス制御のため、トランス・誘導負荷には使用不可。

ゼロ電圧スイッチングサイクル演算形

サイクル単位で全電圧を制御する方式。ゼロ電圧付近でON-OFFするため、ノイズの発生がほとんどないのが特長。

パルス制御のため、トランス・誘導負荷には使用不可。

ソフトスタート

制御入力の変化に対して出力の変化速度を遅らせる機能。電源投入時などに生じやすい突入電流の抑制にも効果的。

ソリッドステートリレー

可動接点を持たず、トライアックなどの半導体スイッチを利用した無接点リレー。

抵抗負荷

ニクロムなどのように電気抵抗値の安定した負荷。

力率1であるため、突入電流が発生しづらく安定した制御が可能。

突入電流

電気機器の電源を投入した際に流れる、過大な電流を指す。

電流制限機能

予め設定した範囲に出力電流を制限する上限リミッタ機能。一時的に定格を超える可能性がある負荷に適している。

ノイズフィルタ

主に、コンデンサとコイルによって回路構成されており、発生するノイズを低減する役割を持つもの。

パワー調整機能(内部パワー)

制御入力が100%の時の出力勾配を設定する機能。

パワー調整機能(外部パワー)

制御入力が100%の時の出力勾配を設定する機能。内部パワーに対し、設定ツマミは接続配線によりセパレート化している。

パワー調整機能(ベースパワー)

制御入力が0%の時の残留出力値を設定する機能。

パワー調整機能(ハイ・ローパワー)

制御入力仕様が無電圧接点の場合の出力上下限値を設定する機能。

パワー調整機能(手動パワー)

制御入力を一切無視し、設定ボリュームの開度によって出力値を操作する機能。

フィードバック制御

負荷に流れる電圧・電流・電力を電力調整器内部で検出し、制御入力で定義された値にコントロールし直す制御。

出力精度が向上するため、精密制御に向いている。

誘導負荷

モーター・トランスなどのように、主に巻線コイル構造の負荷。

定常時の数倍の突入電流が流れやすいため、使用時には保護回路などの対策が必要。

3アーム制御

各相にサイリスタ素子を混合逆並列に配置した手法を採っているため、6アーム制御と比較して高調波が発生し易いが、コスト安で製作が可能。

6アーム制御

各相に逆並列にサイリスタ素子を配置した手法を採っているため、偶数次高調波の抑制が安易で、安定した制御が可能。